文科省がプログラミング授業事例を公開
学校でのプログラミング教育を推進するために、 実際に公立学校で行われた授業の事例を文部科学省が公開している。
文科省のサイトによると、 「児童へのプログラミングに関する学習の事例を収集し、教員向けの参考資料を作成」したとのことだ。 資料の中では、事例として実際に行われた授業が紹介され、「教室の設備・環境」「授業の概要」 「授業の様子」「児童の作品例」「児童の変容や児童の感想」などが詳しく説明されており、 学校でのプログラミング授業をイメージできる資料となっている。
「児童の変容」には、
- 児童が興味を持って、自発的に作りたいものを作ろうとしていた。
- わからないときに自分で見比べて仕組みを理解したり、それを説明したりすることで、物事を順序立てて考えられている様子がうかがえた。
- できることを実感することで、自分もコンピューターを動かせるという自信を持つようになった。
などが報告されている。
2020年度からの必修化に向けて、文科省はさらなる取り組みを実施していくだろう。 今後の動きに注目する必要がある。